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Channel: オコジョのブログ
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でたらめばかりの「集団的自衛権」

 戦争法案を「合憲」だとする学者は「たくさんいる」のかいないのか。「たくさんいる」と言った以上は、たくさん挙げなければ、ウソを言ったことになる。官房長官がウソを言ったとしたら重大問題だ。「数の問題ではない」なんてことを言っていい筈がない。 砂川判決が今回の「集団的自衛権」の根拠になるのか、ならないのか。...

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高村正彦の大失言

 日本の政治家は、ほんとうにディベイトができないのばかりだ。演説は出来ても、臨機応変に機を捉えた議論を展開できない。 『日曜討論』を観るたびに、いらいらを募らせていた私だが、今日はあまりのひどさに我慢の限界を越えた。  文句たらたらは、書き始めるときりがないので、ともかく事実を押えておきたい。...

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拝啓 山本太郎様――米国の日本防衛義務をつくべし

 先月、8月27日に次のようなメールを書いた。 宛て先は、山本太郎事務所。 山本さんあてには、おそらく山のようなメールが来ているのだろう。自動返信はあったが、これまで特に返事はもらっていない。 近いうちに、ブログ記事を1本追加したいと思っているのだが、その前に、こんなものを書いていると紹介したくなったので、転載しておく。---------------------...

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「戦争法案・反対」と「日米安保・賛成」は両立し得ない

 今回の戦争法案に、私は勿論大反対だ。 特別委員会での質疑を聞くと、しかし、法案に反対する議員たちの多くとは、かなり大きな距離を感じる。 民主党の現代表などを筆頭に、日米安保は大賛成だがこの法案には反対だという人が多すぎる。日米地位協定を売国条約だと言いきった山本議員くらいが例外だろうか。...

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安全保障を真剣に考えない政治

 ずっと劣等生だった奴にとっては、前から言ってみたかった科白なのかもしれません。 「考え抜いた」結果があの法案なんだそうです。 一夜漬でつくったものならまだしも、考えに考え抜いた結果が、あんな風に穴ぼこだらけだとしたら、本人も周囲も、よほどバカものばかりなのでしょうね。 さて、話の続きです。 この国は、もう弥縫策ではやっていけないほどこわれていると私は思います。...

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NHK記者の劣化がひどい

 NHK記者の劣化がひどい。権力に媚びた報道ばかり続けているうちに、論理的な思考能力がすっかり失われてしまったようだ。今日17日午前中の中継では「自民国対委員長は、60日ルールの適用も選択肢として考えておかなければいけないと述べ、今週中の法案成立の方針を堅持しております」とのたまわっていた。...

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高村副総裁の本音が明らかに――米軍は日本を守ってくれないかもしれない

 ぐずぐずしている間に、一週間たってしまった。 以下は、今後のための資料になればと思ってアップする次第。これからの日本のあり方――もう少し限定するなら安全保障のあり方――について考えようとする人たちに、なんらかの参考になれば幸いと思います。...

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安倍晋三と“悪魔の証明”

 母親の介護に日々追われている身としては書くことに時間を取られたくないのだが、インターネットをざっと見る限りでは代わりに書いてくれている人が他にいないようだ。仕方がないから私自身が書くことにした。 安倍晋三と“悪魔の証明”についてである。...

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中村格刑事部長の証人喚問が必要

 森友も加計もアベ自身がどのように動いたかを特定するのがなかなか難しい。でも、このレイプ事件では追及するのに細かい証明は必要ない。アベの内閣が許し難い権力犯罪を犯したことは、すぐ明白にできると思います。政権まるごとを糾弾すればだけなので、突破口として最適です。 これで動かないマスコミは根っこから腐っているという他ありません。...

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安倍晋三の「口から出まかせ」――北方領土問題

 以下は、山岸飛鳥氏のブログ『反戦な家づくり』の記事  絵に描いた餅は食えない  http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1719.htmlへのコメントとして書いた文章です。...

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「拉致問題」は安倍政権には解決できない

 マスコミの腰砕け連中は、アベ晋三の嘘を糾弾しないのが習性となっているようだが、一方でどうせすべて嘘っぱちだと思っているのか、彼の発言内容など頭から問題にしてもいない様子。 「異次元の圧力」はどこへやら――は兎も角、アベが「日朝国交正常化」に言及したのは画期的なことなのだが……。 アベ晋三は、自分が何をしようとしているのか、もはや訳が分からなくなっているのではないか。...

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飯山陽氏『イスラム教の論理』周辺

 しばらく前、ネットで飯山陽・池内恵両氏の対談を視聴して非常に居心地の悪い思いをさせられた。中田考氏とは違って、お二人ともイスラム教を信仰してはいないようだが、それにしては腰が引けすぎていて、まともな話ができない。飯山陽さんの著書『イスラム教の論理』の“売り”はイスラムを論じて「逃げも隠れもしない」本だとのこと。しかしながら、この対談では逃げまくり隠れまくっているように思われたのである。...

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飯山陽氏『イスラム教の論理』周辺②

 地球の大きさと宇宙の大きさを感覚的に理解するにはどのような譬えが適当だろうか、と考えてみます。 これは、だめなんですね。適当な譬えが出てきません。無理やりに分かりやすい比喩を持ち出すとしたら「地球=無/宇宙=有」というくらいでしょうか。地球というのは、広大な宇宙を前にしたとき、ほとんど「無」に等しいのです。...

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飯山陽氏『イスラム教の論理』周辺③

 例えば『コーラン』の1ページを切り取って燃やしたとします。 その時に発生したガスも残った灰もすべて確保した上で、燃焼によって発生したのと同等の熱エネルギーを加えたら(何か呪文を唱えたり、念を飛ばしたりすればさらに上等でしょうか)、もとの1ページを再現できるかどうかです。 これは、「エントロピーの法則」というのがあって、人間の住むこの世界――現世?――ではできないことになっています。...

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飯山陽氏『イスラム教の論理』周辺④

 はたして『コーラン』が神の言葉を記したものかどうか、こんな話があるのでご紹介しておきます。 以下、『コーラン入門』(リチャード・ベル著...

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神の沈黙について

 人類発祥以後の原初的な宗教は多神教である。落雷があればそこに雷の神を想定し、川の氾濫があれば川の神を、津波があれば海の神を考えたのは、ごく自然のことだろう。 雷がどのようにして生じ、どのようにして落雷するのか、そのメカニズムを原初の人類は理解していなかったが、人間の力を遙かに凌駕する力がそこに現前したこと自体は間違いのない事実だった。...

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神の沈黙について 続き

 前回の記事への補足です。 イスラム原理主義(と言われる層が、の意味。以下同様)が主張するところは、要するにすべて復古主義なのですね。モハメッドの昔に始まって以来、今日まで引き継がれてきた過程で、イスラムの教えは当然変遷を経てきています。その変遷を、つまるところ「堕落」であり、真のムスリムは本来の正しい姿を取り戻さなければならないと捉えるのがイスラム原理主義です。...

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三大夫人

 そうした概念が一般的に存在すると主張するつもりはさらさらないのですが、私にとっての「三大夫人」は、キュリー夫人、ストウ夫人、そしてキング夫人でありました。...

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「ーー」はやめてほしい

 ネットにアップされている文章を読んでいると、本来「――」としなければいけないところが「ーー」となっているものをよく見かける。読んでいて、とにかく読みにくくって仕方がない。正しい使い方ではないし、やめてほしいと思っている。  「――」は「二倍ダッシュ」といって記号の一種である。...

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北方領土問題の現在

 コメントいただきありがとうございます。  なかなか書く時間がとれなくて、反応がたいへん遅くなって申し訳ありません。      深沢さんとの「論争」ですが、私はあの方と知恵比べをする意図など最初からまったくありませんでした。私の関心は完全に政治的なものであり、現実に日本で行われている政治に対する怒りこそが常に念頭にありました。...

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